正信偈のお話 ~11~ (普放無量無辺光)

どんなところでも、限りなく

普 放 無 量 無 辺 光

「奪い合うと足りない。分け合うと余る」という有名な相田みつをさんの言葉があります。ある社会実験で10人の子供を教室に集めてリンゴを5個与えました。すると想像通り奪い合いになりました。しかし、5個のリンゴをそれぞれ10等分し与えると、一切れか二切れしか食べずにたくさん余りました。これは大人になっても変わらず自分の必要以上に物を欲しがり、抱え込みます。他に必要な人が多くいるのに。そんな私達でも阿弥陀様の救いを奪い合う必要はありません。阿弥陀様の救いの力はどんなところでも限りないのですから。

 

 

 

 

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