正信偈「帰命無量寿如来」やさしい解説 初心者向け

 

 

正信偈「帰命無量寿如来」やさしい解説 初心者向け

一句を単語で分けて意味を確かめ、最後に全体像をたとえ話でつかみます。

原文

帰命無量寿如来

―― 阿弥陀仏に、私の命をゆだねます。(阿弥陀仏は「永遠のいのち」を持つ仏様です)

1. 単語ごとの意味

帰命(きみょう)
「帰=かえる」「命=いのち」。自分の命をゆだね、仏さまにおまかせすること。自力に固執せず、身を任せる決心を表します。
無量寿(むりょうじゅ)
「無量=はかりしれない」「寿=いのち」。限りなく続くいのち、すなわち永遠のいのちを持つ仏を指します。
如来(にょらい)
真理をさとり、その境地から来られた仏の尊称。阿弥陀仏や釈迦仏など、完全な悟りを開いた方への呼び名です。

2. 全体の意味

「永遠のいのちを持つ阿弥陀如来に、私のいのちをすべておまかせします」という信仰の宣言。自分の力よりも、仏さまの救いに身をゆだねる立場を明らかにしています。

3. たとえ話(イメージでつかむ)

大きな川を渡らなければならないのに、流れが速く、足場もなく、自分の力では渡りきれそうにありません。そこへ向こう岸から、丈夫で沈まない船が近づき、船頭さんが言います。

「もう泳がなくていい。船に乗ってください。必ず向こう岸までお連れします。」

「帰命無量寿如来」とは、この船に乗ると決める場面にたとえられます。泳ぐこと(自力)をやめ、船頭=阿弥陀如来に命をゆだねる決心。沈まない船(本願のはたらき)は、必ず安全に向こう岸=さとりへと運んでくれます。

※本ページは学習・法話配布向けの簡易解説です。引用・配布の際は出典を明記してください。

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