正信偈「帰命無量寿如来」やさしい解説<002>
原文
南無不可思議光
―― 計り知れない光の仏様におまかせします。(その光は、苦しみや迷いを照らし、包みます)
1. 単語ごとの意味
- 南無(なむ)
- 「おまかせします」「帰依します」という意味。仏さまに心からよりそう姿勢をあらわします。
- 不可思議(ふかしぎ)
- 人の考えや言葉でははかれないほど深く、限りないはたらきを持っていること。
- 光(こう)
- 仏さまの智慧や慈悲の象徴。暗闇を照らし、すべての人を分け隔てなく包みます。
2. 全体の意味
「人知でははかりしれない光の仏様に、すべてをおまかせします」という信仰の表明。この光は、迷いや苦しみを抱える人々を温かく照らし出します。
3. たとえ話(イメージでつかむ)
夜道を歩いていると、霧が深く、先がまったく見えません。不安で足を止めたそのとき、遠くからやわらかい光が近づいてきます。その光は、霧の奥まで届き、道全体をはっきりと照らし出しました。
「この道を歩けば、必ず安全に目的地まで行けますよ。」
「南無不可思議光」とは、この光に導かれて歩き出すこと。光は仏さまの智慧と慈悲であり、闇の中でも迷わず歩けるよう包み込み、先へと導いてくれます。
