初参式

初参式は生まれた赤ちゃんやお子さんが初めてお寺に参詣する、そのような機会です。七五三で神社に参拝されるのは有名ですし、多くの親御さん、お子さんが経験していると思います。初参式は七五三のように年齢が決まっているわけではありません。参拝される年齢などはお手次の寺院にご相談されると良いかと思います。初参式は元気な赤ちゃんが生まれてきてくれたことを喜び、お寺の仏様に家族が増えたことの報告からはじまったと言われています。お子さんがお経を読めないような年齢の方でもご家族皆さんで参加していただくことが大切ではないでしょうか。お子さんは両親や祖父母皆さんでお寺にお参りする機会を与えてくれたのだと思います。現代ではご家族でお寺に来る機会はお葬式や年忌法要といったどちらかといえば悲しい場面が多いと思います。しかし、初参式では明るい気持ちでご家族皆さんで参詣できる機会です。そのような機会をくれたお子さんに感謝しつつ、皆さんで仏様にご挨拶するような時にしていただければ良いと思います。

隨願寺では例年、4月にお釈迦様の生誕を祝う花祭りと一緒に行っています。参詣していただいた皆さんで読経していただいた後に、甘茶かけと記念品の贈呈、記念撮影を行います。平服での参加でも構いませんし、お念珠だけご持参いただければ他にご用意いただくものはありませんので、お気軽にご参加ください。ご参加希望の方は3月末までにご連絡ください。ご不明点などあればその際にお尋ねください。